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□ ProTools

ProToolsはプロ、アマを問わず世界中の音楽制作家に広く使用されているデファクトスタンダード。
「......で、実際のところ具体的に何が出来るの?」ってよく聞かれる。出来る事はおおむね以下のとおり。

・録音/再生:CDと同じ44.1KHz16bitから最も高いクオリティが要求される時には192KHz24bitまでの高品位な録音/再生が可能。(サンプリング周波数や録音再生可能なチャンネル数はソフトウェアのグレードやインターフェィスによる)プロツールズの台頭により業務用テープレコーダーは今やほぼ絶滅。(ソニーやSTUDER、AMPEX、他、すべての業務用テープレコーダーはすでに生産終了。現存するものが無くなれば絶滅する。)トランスポート系の操作パネルは従来のテープレコーダーと似ているが、カウンターは時間表時、小節表示、タイムコード。サンプル、フィート等に切り替え可能。

・波形表示:録音したものの波形を全体表示から超拡大表示でサンプル単位まで、任意のスケールで見る事が出来る。

・波形編集:波形を見ながら不要な部分をカットしたり、つないだり、フェードイン、フェードアウトやクロスフェードをかけたり、逆回転にする事も可能。短いブレィクビーツをループさせて新しいグルーブをクリエィトしたり、元音を完全に別のサンプルに入れ替える事も可能だ。

・ミキシング:ソフトウェアで画面上にミキシングコンソールを表示、複数のトラックの音量バランスをとったり定位(2CHでもサラウンドでも)を決めたり、音質を変えたり、リバーブをかけたりする事が可能。

・アウトボード:通常のスタジオ内の作業でコンソールに様々なアウトボード機器を接続するように、Plug-inと呼ばれる追加ソフトウェアで画面上のミキシングコンソールにさまざまなエフェクト機能(イコライザ、コンプレッサー、ディレィ、ハーモナイザー、フェイザー等)を追加する事が可能。標準で付いてくるものは必要最低限のものだけだが、それほど高く無い追加料金である程度の機能を内包したファクトリーバンドルや、同時購入時のさまざまなバンドルもある。また、デジデザイン社以外にも多くのサードパーティがProTools用のPlug-inを販売している。最もポピュラーなのはWAVESのプラグイン。プロの場合はコレが無いとダメというエンジニアも多い。(私はWAVESの全プラグインを含むダイアモンドバンドルを使用。コレが無いとダメです。)

・オートメーション:フェーダー位置やパンニング、イコライザー等Plug-inの設定のスナップショットはもちろん、それらを時間軸上でどう動かしたかまですべてを記録、再現する事が可能。

・MIDI:最大256トラックまでのMIDIトラックを利用可能。専用のシーケンスソフトDP5等と比較すると若干使い勝手は異なるもののたいがいの作業(入力や編集)が可能。STEP RECORDでもリアルタイムの手弾き、自動パンチイン&アウト、ペンツールでの手書き、イベントリストに直接入力や変更も自由に出来る。

・楽器:Ver.7からは新たにインストゥルメント・トラックが使用出来、バーチャル・インストゥルメントやMIDIサウンド・モジュールとの統合性も向上した。人気の高いループ及びサンプル・フォーマットである、REX及びACIDファイルでの作業も可能。REWIREでREASONと接続したりオーディオ/MIDIリージョンの自由なコンビネーションをグループにして、アレンジを素早く組み上げることもできる。
多くのサードパーティが魅力有るものをリリースしていて、ビンテージのシンセ「ミニムーグ」やハモンドオルガンの名器「B3」など、旧来の楽器をシュミレートしたものや、MACHFIVEなどソフトウェアサンプラー、RMXなどのカオスエディターを搭載したグルーブシンセサイザー、名器M1の全音色を搭載したレガシーコレクションなど様々な魅力有る商品が利用可能。

.ろくお

□ ProTools ラインナップ.ろくお

「ProToolsを買いたいのですがおいくらでしょう?」ってよく聞かれる。

・ProToolsは編集ソフトとハードを含むシステムの総称なので、プロが使用しているシステムの価格は通常数百万円する。(詳細はこのページのさらに下の方を参照)
ただし、多少制約はあるが、プロが使用している物とほぼ同様の使い勝手をもつ安価なシリーズ(LEシリーズ)もそれなりに良いため、セミプロや作曲家、またはその卵、学生さんなどにも手に入りやすい状況で
「宅録」が飛躍的に増えている。

・ProTools LE(おおむね5〜30万円):通常数百万円する上位機種と互換性のあるファイルと同じ使い勝手ながらリーズナブルなプライスレンジが「Light Edition」のソフトウェアを使用する LEシリーズ

初代M-BOX、M-BOX2は24bit/48kHzまでの対応、M-BOX2Pro、Digi003、Digi003Rackは24bit/96kHzまでの対応。デジデザイン社の場合はハードウェアを買うとソフトがついてくるという売り方。DIGIDESIGNのMbox 2がProToolsLEソフト込み、USB、4in4out、MIDI搭載で52,700円、同じくファクトリーバンドルで64,300円、M-BOX2Proが89,800円、M-BOX2Proファクトリーバンドルが99,800円、Digi002RackFactoryバンドルは148,000円、Digi002Factoryバンドルがこのシリーズでは一番高くて198,000円、いずれもサウンドハウス調べ。(買うときは自分で調べてね)ちなみにProTools LEシリーズは2006年9月に突然ドカ〜〜〜ンと安くなった。Digi002Factoryなど、ちょっと前まで30万以上してたのが最近は20万を切る価格だ。パソコンは別に購入するがこのクラスとの組み合わせだとiMACがお薦め。17インチ、クロックスピード1.83GHzなら¥124,800(税込み)これでも十分だが豪華に24インチ、クロックスピード2.16GHzを買っても¥249,800(税込み)ととてもリーズナブルだ。

録音は出来ない、48Kまでしか対応してない等、制約はあるものの超小型の安価なハードウエアて動くものもある。(マジお勧め)
Mbox 2 Micro

M-Powered 7(おおむね6〜17万円)

リーズナブルなオーディオインターフェィスで知られるM-Audio社がDigidesign社の傘下に入った事で安価なオーディオインターフェィスでも96Kまでのサンプリング周波数が使用可能になった。Pro Tools M-Powered 7 softwareは、以下のように幅広いM-Audio 周辺機器をサポートしている。
FireWire 1814、 FireWire 410、FireWire Audiophile、 FireWire Solo、 Ozonicェ、Audiophile 192。 Audiophile 2496、 Delta 1010、ProjectMix I/O、Delta 1010LT、 Delta 66、Delta 44、 Black Box、 Ozoneィ、Mobile Pre USB、Fast Trackェ USB、 Transit等。
キーボード付きやドラムの打ち込みに特化したものもある。

各インターフェィス詳細機能やルックスを見たい人、まずはイケベのページを参照。 (メーカーページではオープンプライスなので売価不詳)M-Powered 7 softwareは実売でだいたい3万円くらい。すでにM-Audioのインターフェィスを持ってた人にはお勧め。インターフェィスは各種あるのでお好みでという事になるが、ソフトとハードのバンドルセットがたくさん有り、一番安い M-Powered FireWire Solo Setで59,800円、48Kで十分だからただただ安い入門用が欲しいって場合はDIGIDESIGNとどっちがお得かは微妙。M-Poweredは24bit/96kHz対応で30以上のプラグイン同梱がウリ。ただし24bit/96kHzで録る場合はパソコンもクロックスピードの早い物を選ぼう。

D_RECのページでは「ProTools LEファミリーを改めて比較してみる」や「ProToolsを使った音楽制作」など、参考になるコラムがあるので覗いてみると良いだろう。

尚、2008年現在このシリーズのフラッグシップはProFire2626、192K24bitにも対応、秀逸なマイクプリを8CH実装している。

 

どのプロツールズソフトウェアもMAC OS-X、Windows XP対応だが、使用可能なパソコンにはそれなりのスペックを要求されるので事前にメーカーページにてチェックが必要。ちなみにG4パワーブックでOS-X(10.4)の場合、「Light Edition」のソフトウェアを使用でもクロック周波数1Gb以上が必要だ。ソフトシンセを使用するならG5/2Gb以上のスピードを持ったマシンがお薦めだ。
MAC BOOKやIMAC等Intel入ってるマシンは悔しい事に軒並み高速。

 

・ProTools HD(パソコンを含めおおむね300万円〜550万円):ProTools HDは昨今の音楽制作における録音&波形編集システムとして事実上の業界標準。サンプリング周波数192KHz、24bitのハイクオリティな録音、編集も可能。安価なLEシステムとの違いはLEシステムがパソコンのCPUパワーを使用するのに対し、HDシステムはコンピューター内に装着される専用PCI及びPCI Express (PCIe) DSPカード上の処理がメインとなる為、超低レィテンシーで多くのプラグインを多チャンネルで同時に使用可能。また、ホストLコンピューターのCPUパワーを活用して追加バーチャル・インストゥルメントやシグナル・プロセッシング・プラグインを動作させることも可能。システムのプロセッシング・パワーやトラック数、I/O能力は、DSPカードの追加によりカスタマイズ。Pro Tools|HD 3 Accel システムの場合、以下のように膨大なチャンネル数を扱う事が出来る。使い方や画面上のGUIは同じだがまったく別物と言って良い程処理能力に差がある。

HD 3 Accel 特徴>

*購入時60種以上のプロセッシング・プラグイン、バーチャル・インストゥルメント及び互換アプリケーション(Pro Tools HDpackプラグイン・バンドル、Free Bomb Factoryィ プラグイン、Digidesign DigiRack? プラグイン、 Xpand!? サンプルプレイバック/シンセシス・ワークステーション、 Pro Tools Ignition Pack? コレクション等)がバンドルされている。

* ミックス・エンジン及びTDMプラグインへパワーを供給する27個のDSPチップ
* 最高192 kHzサンプル・レートのサポート
* 最大96チャンネルI/Oのサポート (最大160チャンネル; 追加DSPカードが必須)
* 最大192同時オーディオ・トラック @ 44.1/48 kHz (トータル256オーディオ・トラック)
* 最大96同時オーディオ・トラック @ 96 kHz
* 最大36同時オーディオ・トラック @ 192 kHz
* 最大160モノまたはステレオAuxインプット
* 最大128インストゥルメント・トラック
* 256 MIDIトラック
* 128内部ミックス・バス

尚、LEシステム用のインターフェィスと違い、マイクプリアンプやMIDIインターフェィスは付属していない。(別売)

システムインテグレーションのお勧め安価なProToolsLEと違い、専用ボードを挿すHD系はコンピュータを含めたシステムとして一式で購入する事をお薦めする。

バラバラに購入して不調になった場合、たとえばMACを修理に出すと、すべてのPCI及びPCI Express (PCIe) カードスロットに何もさしていない状態でOKなら「問題無し」で戻ってくる事がある。私のマック(出たばかりの2.5Gbデュアル+水冷)も初期不良で同症状だった。ProTools HDの場合は、そこに挿さなければ動作しないのでまったく無意味。メモリーの相性いかんで不調になる事もあり、すべてのシステム全体の面倒をみてくれる「システムインテグレーター」から購入する事を強くお薦めする。私はいつも日本一(=世界一)のプロツールズ納入実績を誇るタックシステムから購入している。価格だけならもっと安い所もあるが、扱い量が多いと言う事はトラブル事例も多く経験し、蓄積されたノウハウがあるため緊急時の電話対応も良く結果的には安心だ。「問題無し」で戻ってきたマックも「問題有り」を見抜いてちゃんと動くまで面倒を見てもらったのは言うまでもない。

このクラスで使用するパソコンはハイスペックのマシンにメモリーもたくさん積み、ハードディスクも静かで早くて高性能なものを使用するのでいきなり高い。マックの場合、2006年時点ではインテルマックはまだ若干の問題を抱えており、安全パイは最高速のデュアルG5だったがすでに生産は終了している。2008年現在、性能的にはインテルマックの勝ちかも....。とは言え、インテルマックはスロットの形状も違う為、簡単にリプレィスって訳にはいかない。「システムインテグレーター」の中にはまだ相当量のG5在庫を持っている所もあるので聞いてみよう。

ちなみにPro Tools HDはWindows XPでも動作する事になっているが、Windows機は自作機があたりまえのように普及している。安定してPro Tools HDを動かすには結構ホネと思って欲しい。やはりマックがお進めだがどうしてもWinでって方は最低でもDigiDesign社の認証済みパソコンを使用する事をお薦めする。特に業務で使用する場合は実績ある「システムインテグレーター」からシステム全体で購入する事。学校や公共機関等、競争入札必須の場合、あとでえらい苦労を強いられる事もあるので注意が必要。(経験済み) Rock oN CompanySunmuse、なども「システムインテグレーター」として実績がある。

 

・ProTools HD+Console(パソコンを含めおおむね2000万円〜):

Solid State Logic社のAWD900はコンパクトなワールドクラスのアナログミキシングコンソールであると同時に包括的なDAWコントローラーとしての機能を融合した革命的なシステム。

Solid State Logic社のミキシングシステムは、比類ないオーディオクオリティーおよび人間工学に基づいた操作性が高く評価され、世界中のスタジオで事実上スタンダードとされている。今日ではスタジオ業界の変革にともない1億円クラスのラージコンソールの新規導入は少なくなり、AWD900やラックマウントタイプのXLogic SuperAnalogueなどを導入する事例も増えている。

こういった小型コンソールやラックマウントタイプのものは大型コンソールのように細い配線が長い距離引き回され多くの回路を通るといった事が少なく、必要最小限のルーティングが可能なため、超高価なフラッグシップモデルよりも音が良いなんて事もある。

また、従来のラージコンソールに代わりワークサーフィスとしてラージフォーマットのD-Control やミディアムフォーマットのD-Command といった選択肢もある。DSPエンジンとしてPro Tools|HDィ Accelシステム、またモジュラー方式のインターフェースを採用して、プロフェッショナル・ミキシング・コンソールの慣れ親しんだ感触と、高品位デジタル・オーディオ・ワークステーションの自由度を融合した新しいカタチとして広まりつつある。最近ではPA仕様のものもあり、アウトボードのラック無しでも積極的な音造りが出来るようになった。

・ProTools HD用ハードディスク

未だにU2WSCSIでなくちゃ絶対ダメという方もいますが、私の経験上ではファイヤーワィヤーのもので全く問題なく使用出来ています。ただし、いくつかのメーカーはマジにやばいです。学生さんで安さにつられて買ったばかりにひどい目にあった方が何人もいます。

Oxford911チップ・セット搭載で7200RPM以上の高速回転で流体軸受け、電源がしっかりしたもので、出来ればFireWire800仕様が良いです。センターSPの右側に山のように積んであるのがタックシステム製のTW-250FU2(FireWire800ドライブ)、見えてる部分だけで2テラバイト以上有ります。@¥36,750


ここまでの記述のほとんどは2006年10月にアップし、2008年9月に若干修正&加筆した。で、以下は2000年10月のプロツールズ解説ページ、今読むと隔世の感があるがご参考って事で....。


<Pro Toolsって何?> (2000年バージョン)

Proが使うTool、Digital Audio Workstationの中で最も広く使われているシステムがProTools。世界中で10万台以上が稼働中。

ProToolsの標準構成
ProToolsはコンピュータ、ProToolsソフトウェア、DSPカード、Audio I/O、ハードディスクによって構成される。従来のアナログ機器に置き換えて考えると、レコーダー、エフェクター、ミキサーをすべて包括し、さらに従来の機器には置き換えられない波形編集やタイムコンプレッション等も可能。
また、ほぼ同じ使い勝手のソフトウェアながらハードウェア構成の違いでアマチュアレベルからハイエンドまでいくつかのバージョンがあり、予算やニーズにあわせさまざまなシステムをチョイス出来る。
Pro用システムの代表としてはPCはMAC9600(最大6スロット可)+G3-500Mボード、U2WのHDとU2WSCSIカードにより最大80Mb/secの転送速度、888-24I/Oによる24bitのAD/DA、15インチのApple Display、ProTools24MIXボードといった構成が一般的だろう。
アマチュアレベルであればG4-400Mb+digi001はコストパフォーマンスも抜群、作成したデータはハイエンドマシーンでも読み込み可能。特にdigi001はソフトウエアにPCIボード、マイクHAやファントム電源まで備えたI/O込みで定価¥125,000という驚異のプライスだ。

ProToolsソフトウェア
ハードディスクレコーダーとしてAudioをコンピューターのHDに記録、再生する事が可能。この場合、1トラック(16bit 44.1KHzで)1分あたり5Mb、24bit 44.1KHzで1分あたり7.5Mbの容量が必要。HDに記録されたAudioは自動的に波形が表示され、自由に拡大、縮小が可能で、波形を見ながらカットしたり、移動したり、複製したり、場合によっては波形を書き換えてノイズなどを除去する事も可能。
また、波形上にボリュームデータやFO/FI、パンニングデータを同時に表示させたりデータをペンツールで書き換える事も出来る。
普通のレコーダー同様な操作で録音、再生、早送り、巻戻しが出来る上、いつでも任意のポイントから待ち時間無しで再生可能。
パソコン画面上にミキシングボードを表示させる事が出来、音量コントロール、グルーピング、PAN、MUTE、SOLO、や、イコライザーやコンプも自由にコントロール可、リバーブやDelay送りもある。これらは時間経過とともにオートメーションさせる事も可能、各チャンネルのレベルもグラフィック表示といたれりつくせり。マウスやトラックボールでの操作が嫌な場合はモーターフェーダーを使用してリモートコントロールするフィジカルコントローラーも純正、サードパーティ製がいくつかチョイス出来る。

PLUG-INS
従来のミキシングボードにアウトボードを接続するように、パソコン画面上のミキシングボードに各種のエフェクターを接続するようなノリで機能を追加出来るPLUG-INSも純正、サードパーティ製を含め多種多様なエフェクトを実現。
Pro Tools|24 MIX/MIXplusのミキシング環境は、TDMバスによって支えられている。これは、Digidesign社が94年に導入したオープン・アーキテクチャーの高速データ・バス(TDMバス)で発表当時斬新的なコンセプトとして、業界に波紋を投げかけた。その一方で、ローエンドユーザー向けにはAudioSuiteというファイル・ベースのエフェクト・プラグ・インにも着手し、ホスト・コンピューターだけでもエフェクト処理が可能な環境も実現した。今日では、Waves、Focusrite、TC|Works、Lexicon、Dolbyなど、オーディオ業界のそうそうたる顔ぶれも共通のガイドラインに沿った形で、各社独自のノウハウを結晶させたプラグ・イン製品を開発、販売している。
Mu-のお薦めPLUG-INのBESTはWAVES社のラインナップ。これはもう必須。次がLINE6社のAMP Farm。LINEで接続されたギター用のギターアンプシュミレーションプラグインだが、我々エンジニアがコンプやEQ、フィルター、トランス、Delay他さまざまな機器を駆使しても中々難しいクラシックチューブアンプの音色をいとも簡単に作りだしてしまう。また、後からアンプを変えたりといった操作も可能。
リバーブやDelay、コーラスやフランジャー等空間系エフェクトをパッケージしたD-fxやVocal用のピッチを修正するAuto-tune、Pure Pich、タイミングを合わせるVocAlign、スタジオの定番GATEドローマーDS201をソフトウエア化したPLUG-INやStudio用高品位EQやコンプで有名なFocusrite社、d2、d3といったシュミレーションPLUG-INも素晴らしい。これらは単に定番スタジオ機器をシュミレートした域を超え、シーンチェンジやダイナミックオートメーションも可能だ。

 


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